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庶民の料理をお送りする劇団TOKYOハンバーグ

オンライン配信

生配信チケット

オンライン生配信:3,000円(別途手数料)

【チケット発売期間】
9月10日(金)12:00~9月26日(日)20:00

【映像配信期間】(約120分予定)
9月23日(木祝)12:00~9月26日(日)23:59
https://sun-mallstudio.zaiko.io/_item/342403

※ご予約とは別にZAIKOへの無料登録が必要です。
※期間中は何度でもご覧いただけます。

【カンフェティ取材記事】
https://magazine.confetti-web.com/theatre-and-musical/1572/

■出演者
宮越麻里杏
脇田康弘
矢内文章
吉本穂果
橘麦
槌谷絵図芽
北澤小枝子
山本啓介
柴田和宏
岡田篤弥
三枝悠平
中村ひより
和田真季乃
當瀨このみ
宇鉄菊三
堂下勝気

■この作品は2020年4月、コロナで中止になったTOKYOハンバーグの新作です■

戯曲を書くとき、はじめはいつも哀しみだったり怒りだったり。
こんなにも理不尽な世界の片隅で誰も私に興味なんか持ってくれないけれど、
それでも私の描く世界には、そこそこの人たちが観に来てくれて、
笑ったり泣いたり、感動してくれたり辛辣な意見を言葉や文字に残したり。
書くことは苦しいけれど、書くことで救われることもあった。
あった、と思うように過去形になってゆく私の情熱と熱情は、
まるで靴底を擦り減らすようにして戯曲が書けなくなった。
それは世界の哀しみや怒りに慣れていく自分の姿なのかもしれない。
こんなにも理不尽な世界の片隅で誰も私に興味なんか持ってくれないけれど、
私の描く世界にも、人が観に来なくなり、もう笑ったり泣いたり、
感動してくれたり辛辣な意見を言葉や文字に残したりもしてくれない。
でも私は戯曲を書く。
残された意欲は、まるで今、
私が向き合う〝セルフネグレクト〟と少しだけ似ているような気がして。

虚実織り成すTOKYOハンバーグの圧倒的現代劇。
本気で死のうと思えないと、本気で生きる意味なんてわからないよ。

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