TOKYOハンバーグProduce Vol,32　浮雲兄弟 オープニング

どこまで行っても同じ風景のなかにいて、きっと仕方のないことなんだけれど、それでも今の自分にぎこちなく、貴方の安易な答えとメトロの蛍光灯に立ち眩んでいる。

本音が出てこない。それはビールのせいじゃない。他愛もないことばかりが並んでいて、他愛もないことばかりがすべてだったりして、僕の心を錐揉みする。

人生って何だろう
それも僕の人生って
本当なら、誰かのように幸せなはずなのに

眼に見えない痛みと、眼に見えない悔しさばかりが、僕の心を地球の底に堕としてゆくような感覚にして、気が付けば両掌で胸を押さえるのに必死だった。

僕は幸せがほしかった。
小さくても良い、ささやかな幸せが。

出演

大西弘記
勝俣美秋
山本亘

スタッフ

音楽/清見雄高
照明/吉嗣敬介
舞台監督/大河原敦
舞台美術/根来美咲
音響/香田泉
宣伝美術/martrie
イラストレーション/さいとうりえ
舞台写真/ありせさくら
WEB宣伝/西谷竜太
制作協力/J-Stage Navi
プロデュース補佐/柴田和宏
カンパニースタッフ/吉本穂果・槌谷絵図芽・山本啓介・相原奈保子
企画・製作/TOKYOハンバーグ

協力

龍前正夫舞台照明研究所
零´sRecord
劇団青年座
株式会社オフィスマトバ
乳幼児教室ハッピールーム
喫茶ホットライン
宿 行政事務所
いせソーラー
※順不同